「じゅんばん」を考えることからプログラミングを始めよう
手洗いや、手紙をポストに入れるとき、おにぎりを作るときなど、毎日の生活には「先にすること」と「あとですること」があります。
このゲームでは、ばらばらになった行動カードを見ながら、「1ばんめはどれ?」「そのつぎは?」と考えて正しい順番に並べます。
むずかしいコードを書くゲームではありません。年長さんや小学1年生でも、身近な生活の順番からプログラミングの基本である「順次処理」を体験できます。
じゅんばんをかんがえようにチャレンジ!
ゲームは専用画面で遊べます。下のボタンを押すと、新しいタブでゲームが開きます。
カードをタップして、1ばんから4ばんまで順番に並べてみましょう。
あそびかた
- 「ばらばらのカード」をよく見ます。
- いちばん最初にすることを考えて、カードをタップします。
- 2ばんめ、3ばんめ、4ばんめも順番に選びます。
- 4枚並べたら「こたえあわせ」を押します。
- 正しい順番ならクリアです。ちがっていたら、もう一度考えて並べ直します。
まちがえても何回でもやり直せます。「1こ もどす」と「ぜんぶ けす」を使いながら、自分で順番を考えてみましょう。
このゲームで学べること
このゲームのテーマは「順次処理」です。
コンピューターは、基本的に命令されたことを決められた順番で処理します。たとえば「Aをする → Bをする → Cをする」という命令があれば、その並び方が変わると結果も変わることがあります。
子どもにとって「順次処理」という言葉は少し難しくても、生活の中ではすでにたくさん経験しています。「手をぬらしてから石けんをつける」「ごはんを置いてから具を入れる」といった身近な順番を考えることが、そのままプログラミング的思考の入口になります。
どうして「じゅんばん」がプログラミングにつながるの?
プログラムは、命令が正しくても順番がちがうとうまく動かないことがあります。
たとえばロボットに「右へ進む」「上へ進む」と伝える場合も、どちらを先に実行するかで到着する場所が変わります。料理や身じたくでも、必要なことを正しい順番で行うから目的を達成できます。
このゲームでは、身近な場面を使って「何をするか」だけでなく、「どの順番でするか」まで考える練習をします。
子どもが迷ったときの声かけ
すぐに答えを教えるより、順番を自分で組み立てられるような問いかけがおすすめです。
- 「まず最初に何をしないと始められないかな?」
- 「これは、その前に何かしておく必要がある?」
- 「この2つを反対にしたらどうなると思う?」
- 「本当にこの順番でできるか、頭の中でやってみよう」
答えを暗記することより、前後の関係を考えることが大切です。
まちがえることも大切な学習
順番の問題では、最初から一度で正解する必要はありません。
「ここがちがった」「先にこれをしたほうがよさそう」と気づいて並べ直すことは、プログラミングでいう修正やデバッグにつながる大切な経験です。
うまくいかなかったときに、全部をやり直すのではなく、どこから順番がおかしくなったのかを探してみると、さらに考える力を伸ばせます。
ロボットめいろ①・②との違い
「ロボットめいろ①」では、矢印を1回ずつ押しながら方向を考えました。「ロボットめいろ②」では、複数の命令を先に並べてからまとめて動かすことで、命令の順番を体験しました。
今回の「じゅんばんをかんがえよう」では、迷路からいったん離れ、日常生活にも同じ「順番」の考え方があることを学びます。
ゲームの中だけの知識ではなく、生活の中にもプログラミングと似た考え方があることに気づくのが、この教材のポイントです。
ゲームのあとにできる発展遊び
ゲームが終わったら、身の回りの行動を使って「じゅんばん問題」を作ってみましょう。
- 学校へ行くまでにすること
- お風呂に入ってから出るまで
- 好きな料理を作る手順
- 工作を完成させるまでの手順
親子で「この順番を入れ替えても大丈夫?」「絶対に先にしないといけないことはどれ?」と話すと、順序関係をさらに深く考えられます。
もう一度チャレンジしてみよう
順番は、実際に考えて並べてみるほど分かりやすくなります。

