プログラミングでは、同じ命令を何度もくりかえすことがよくあります。
「すすむ、すすむ、すすむ」と1つずつ書くかわりに、「すすむ × 3」のようにまとめると、短く、わかりやすくできます。
このゲームでは、ならんだ命令を見て、どの「くりかえし」にまとめられるかを考えます。
どんなゲーム?
ロボットに出す命令が、カードになってならびます。同じ命令が何回つづいているかを数え、3つの答えからぴったりのまとめ方を選びます。
たとえば「すすむ」が3つなら、「すすむ × 3」が正解です。
対象年齢
小学1年生〜2年生を目安にしています。かけ算をまだ習っていなくても、「おなじものが3回」という意味がわかれば遊べます。
遊び方
- ならんでいる命令を見ます。
- 同じ命令が何回つづいているか数えます。
- 「命令 × 回数」の形になっている答えを選びます。
- 正解すると、つぎの問題へ進めます。
このゲームで学べること
- 同じ動きをひとまとめにする考え方
- 何回くりかえしているかを数える力
- 長い命令を短く、わかりやすくする工夫
- プログラミングで使う「くりかえし」の基本
「くりかえし」ってどういうこと?
コンピューターに同じことを何度もしてほしいとき、命令を1回ずつ全部書く必要はありません。
たとえば「すすむ」を5回ならべるかわりに、「すすむを5回くりかえす」とまとめられます。このように、同じ処理をまとめる考え方を、プログラミングではよく使います。
ゲームでは「×」を使いますが、ここではかけ算の計算が目的ではありません。「この命令を○回くりかえす」という意味をつかむことが大切です。
プログラミング的思考とのつながり
プログラムは、ただ動けばよいとは限りません。同じ命令がたくさんならんでいたら、「もっと短くまとめられないかな?」と考えることができます。
これは、必要な動きを見つけ、共通する部分をまとめて、よりわかりやすい手順にする練習です。
つまずいたときの考え方
答えがわからないときは、まず命令の名前だけを見ます。そのあと、左から1つずつ「1、2、3…」と数えてみましょう。
「何を」「何回」の2つに分けて考えると、まとめやすくなります。
保護者の方へ
「正解はどれ?」とすぐに聞くより、「同じ命令はいくつある?」「1つずつ数えてみよう」と声をかけると、子どもが自分で規則を見つけやすくなります。
また、日常生活でも「同じことをくりかえしている場面」を探すと、学習がつながります。たとえば、縄跳びを10回跳ぶ、歯を同じ動きでみがく、といった場面です。
もっと遊ぶなら
ゲームに慣れたら、紙に「ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ」のような命令を書き、「ジャンプ × 4」にまとめる遊びもおすすめです。
反対に「みぎをむく × 3」を見て、「みぎをむく、みぎをむく、みぎをむく」と元に戻すと、くりかえしの意味をさらに確認できます。
まえのゲームとのちがい
ひとつまえの「いちばんみじかいみち」では、ゴールまでの動きを少なくする「効率化」を考えました。
このゲームでは、同じ命令をまとめることで、プログラムそのものを短く、わかりやすくする考え方へ進みます。
つぎの学習へ
「同じ命令を○回くりかえす」がわかったら、つぎは迷路の中で実際にくりかえしを使います。
「すすむ」を1回ずつならべるのではなく、「すすむ × 3」のようにまとめてロボットを動かすことで、くりかえしがプログラムの中でどう役立つかを体験できます。

